

更衣室に並ぶの嫌だからトイレで着替えちゃお!
ちょっと待って、トイレで着替えるのは禁止だよ!

コスプレをするためには、イベント・スタジオのルールを守らなくてはなりません。ルールが守れないと、会場や他の人に迷惑がかかり今後イベントが開催されなくなってしまう可能性もあります。

ルール違反で使えなくなってしまった会場も多いのです……。
今回は、コスプレイベント・スタジオの主なルールを紹介していきます。参考になりましたら嬉しいです。
この記事を書いている人

トアル(@toaru_costips)
- コスtips!管理人
- コスプレ歴15年以上
- 現役自作コスプレイヤー
この記事はこんな方におすすめ
- コスプレイベントのルールが知りたい方
- コスプレスタジオのルールが知りたい方
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コスプレイベント・スタジオに行く心構え
コスプレイベント・スタジオに行くときに大事なのは、この3つ!
- 会場・スタジオは奇麗に使う
- ハメをはずしすぎない
- 時間を気にする

ひとつずつ解説していきますね!
会場・スタジオは奇麗に使う
イベント会場・スタジオは奇麗に使いましょう。
使わせてもらったという意識をもって会場を大事にしてください。ゴミはゴミ箱に。ゴミ箱がない場合は、家に持ち帰って捨てます。
これを心がけないと、スタジオや会場が閉鎖されることがあります。これからも会場を使わせてもらうためにも撮影が終わって帰る前に、汚れていないかキチンと最終チェックしてください。
ハメをはずしすぎない
大声で騒いだり、歌ったり踊ったりするのはやめましょう。
動画や配信は禁止されていたり、場所が決まっていることがあります。イベント規約を読んでくださいね。
時間を気にする
コスプレイベントやスタジオは時間が決まっています。終了の時間を過ぎないように時計を見るようにしましょう。
楽しい時間は短いもの。コスプレをしていると時間があっという間に過ぎます。同行者が時間を忘れていることもあるので、声を掛け合えると理想的です。
コスプレイベント・スタジオのルール
コスプレイベント・スタジオにはルールがあります。イベントごとに違いますが、一部を紹介します。
コスプレで会場に来ない、帰らない
これは、全てのイベント・スタジオに共通しているルールです。
コスプレ衣装を着たまま会場に来て/帰ってはいけません。会場には更衣室があります。私服で来場して、私服で帰りましょう。
トイレで着替えない、メイクをしない
コスプレイベント・スタジオには、更衣室とメイクスペースがあるので、そこで行うこと。
トイレで着替えると、トイレに行きたい人の迷惑になってしまいます。いくらイベントが混んでいようと、絶対にトイレで着替えてはいけません。
更衣室内はスマホ禁止
着替えている人がいるので、更衣室内でスマホは禁止です!
スマホを使ってても写真なんか撮らないよ!って思うかもしれませんが、写真を撮らなくても、更衣室内でスマホを使っている人がいると、周りの人は落ち着いて着替えができません。
キャラの画像を確認したい場合は、紙に印刷するのがおすすめ。古典的な方法ですが、一番安全です。
コスプレイベントは基本的に動画撮影禁止(tiktokやyoutube配信なども)
コスプレイベントでは、基本的に動画撮影は禁止です。許可されているイベントもあるので参加規約をしっかり読みましょう。
tiktokやyoutube配信なども動画撮影に含まれるので、ご注意ください。
会場でウィッグカットしない
ウィッグカットは家で済ませてきましょう。会場でウィッグカットをしてはいけません。
ウィッグの手直しは、ヘアワックスやブラシで少し整えるくらいにしておきましょう。
会場はスプレー・ミスト禁止
ヘアスプレー、スプレータイプの制汗剤や香水、メイクキープミストなどは禁止です。
これはコスプレ初心者さんはびっくりするかもしれません。
なぜダメなのかというと、
- 人にかかってしまうことがあるから。
- 香水などは強いにおいがあるから。
- ぜんそくやアレルギーの方もいるから。
コスプレイベントでは、制汗剤や香水はロールオンタイプやシートタイプを使いましょう。
勝手に写真を撮らない、ネットに載せない
コスプレイベントでは、勝手に写真を撮ってはいけません。撮りたいコスプレイヤーさん本人に許可を得てから撮影しましょう。許可を得ないと盗撮になってしまいます!
また、SNSに載せるのも許可を取りましょう!
場所の長時間の占有をしない
コスプレイベントやシェアスタジオでは、場所を譲り合って撮影をします。
他にそこで撮りたい方もいるので、長時間同じ場所を占有するのはやめましょう。
会場は登らない、走らない
コスプレイベントでは、木やフェンスなどに登ってはいけません。
木に登った写真を撮りたい気持ちはわかりますが、お借りしている会場です。自分の身の危険や、会場の景観をそこねてしまう可能性があるのでやめましょう。
また、会場を走っているコスプレイヤーをたまに見かけます。危ないのでやめましょう。
花壇に入らない、花や木を折らない
花壇の中に入って撮影したり、花や木を折って撮影してはいけません!
花を使う場合は、小道具として造花を買いましょう。
小道具は決められたサイズのみ。ポーズをとる以外は使用しない
長物の長さ制限があるイベントもあります。規約を読んでからイベントに参加しましょう。
ラケット・長物・ボールを使う場合は構えるだけです。振り回したり、遊んではいけません。
持ち込めるかわからないものは問い合わせてみるのも良いと思います。
危険物は持ち込まない。モデルガンは弾を抜く
本物の刃物など、危険物をイベントに持ってきてはいけません。刃物を使いたい場合は、おもちゃにしましょう。
モデルガンの場合は、危なくないように発射できない状態かつ、弾は全部抜いてください。
実在の軍服・国家機関の服は着ない、リアルなものも控えて
実在する軍服や国家機関の服を着るのは禁止です。
国家機関の制服は、その職業に従事する人が職務内のみ着用できるものと法律で定められています。
アニメに出てくる架空の制服は大丈夫です。
スタジオ内は土足厳禁も
靴を履いたままスタジオで撮影する場合には、スタジオを汚さないために靴の裏に養生テープを貼るスタジオが多いです。
緑や透明が多い養生テープですが、黒い靴には黒がおすすめ。
他にもカバーソックスを靴の上から履いたり、ハイヒールにはヒールカバーをするのもおすすめです。

男性の女装コスプレや、着ぐるみ系はルール確認を
男性の女装コスプレや着ぐるみ系は禁止されているイベントも多いです。
理由はさまざまだと思いますが、犯罪防止が一番かと思います。
男性が女装コスプレをするときは、身だしなみが女性以上に求められるイベントもあるので、ルール確認をしましょう。
露出が多いキャラは露出対策をする
肌の露出の多いキャラのコスプレをする場合は、必ず露出対策をしましょう。
コスプレイヤーは、露出の多いキャラのコスプレをする場合、ベージュのインナーを着ています。加工で肌とインナーの境目を消している人が多いので、コスプレ初心者さんはびっくりするかもしれません。
また、スカートの下はスパッツやストッキングを履きます。見せパンは禁止のイベントが多いです。
ルールを守って楽しくコスプレ!
まとめるとこんな感じ。
- コスプレで会場に来ない、帰らない
- トイレで着替えない、メイクをしない
- 更衣室内はスマホ禁止
- 動画撮影は基本的に禁止(tiktokやyoutube撮影も)
- 会場でウィッグカットしない
- 会場はスプレー・ミスト禁止
- 勝手に写真を撮らない、ネットに載せない
- 場所の長時間の占有をしない
- 会場は登らない、走らない
- 花壇に入らない、花や木を折らない
- 小道具は決められたサイズのみ。ポーズをとる以外は使用しない
- 危険物は持ち込まない。モデルガンは弾を抜く
- 実在の軍服・国家機関の服は着ない、リアルなものも控えて
- スタジオ内は土足厳禁も
- 男性の女装コスプレや、着ぐるみ系はルール確認を
- 露出が多いキャラは露出対策をする
こんなことまでしなきゃいけないの?って方も、これは常識。って方もいると思います。
今回紹介したルールは、ほとんどのコスプレイベント・スタジオ共通ルールです。会場、スタジオ独自のルールもあるので、イベントホームページや当日配布されるパンフレットを読んでみてくださいね!