
上半身裸の男装といえば筋肉スーツ!
コスプレ用のシリコン筋肉スーツは最近では定番になりつつあります。

昔はBホルダーをそのまま着たり、胸をテープで外側に貼り付けていました!今は露出制限で無理そうですね。
今回は筋肉スーツの着方や準備するものを解説します。
筋肉スーツを使ってみたい方は参考にしてみてくださいね!
この記事を書いている人

トアル(@toaru_costips)
- コスtips!管理人
- コスプレ歴15年以上
- 現役自作コスプレイヤー
この記事はこんな方におすすめ
- 筋肉スーツのことを知りたい方
- 筋肉スーツの着方が知りたい方
筋肉スーツを着るための準備
筋肉スーツを着るために準備するものはこちら!
- Tシャツや肌着
- ベビーパウダー(もしくはベビーオイル)
- レジャーシート(もしくはブルーシート)
- 大きいファイルケース(B4ほど)
Tシャツや肌着
筋肉スーツを着るときは、インナーを下に着ておくのがおすすめ。

筋肉スーツは汗で体に張り付くので、布を間にかませておいた方が脱ぎやすいです。
何色でも良いですが、筋肉スーツは丈が短いことが多いので見えても良いようにベージュ系が向いています。
サイズに余裕がない場合は肌に直接着るのもアリですが、脱ぐ難易度が上がります。
ベビーパウダー(もしくはベビーオイル)
筋肉スーツにはベビーパウダーかベビーオイルが必須!
筋肉スーツはシリコン素材なので、そのままだと滑りにくくて着脱が難しいです。
料理の下ごしらえのようにたくさん塗りこむので、ベビーパウダーは固形タイプより粉タイプが良いと思います。

ベビーオイルでもOKです。
レジャーシート(もしくはブルーシート)
筋肉スーツにベビーパウダーをはたくので、下に敷けるシートが必要です。
私はこのくらいの大きさのレジャーシートを使っています。
新聞紙は避けましょう。シリコンの摩擦ですぐに破れてしまうのと、筋肉スーツが触れた面に文字が転写されてしまう可能性があります。
大きいファイルケース(B4ほど)
100均でも購入できる大きなファイルケースが筋肉スーツの保存に便利です。
マチ付きのB4サイズがおすすめ。箱に入れるよりも場所を取りません。
筋肉スーツの着方
筋肉スーツを着るコツはこの3つ。
- 筋肉スーツの内側にベビーパウダーをはたく。
- ウィッグネットを付け、タオルなどを頭にかぶる。
- 腕から手を入れ、最後に頭を出す。
筋肉スーツの内側にベビーパウダーをはたく。
ベビーパウダーを筋肉スーツの内側にたっぷり塗りましょう。
ベビーオイルでも良いですが、下に服を着る場合はパウダーの方が良いと思います。

結構汚れるのでインナーは汚れても良いものを着ましょう!
ウィッグネットを付け、タオルなどを頭にかぶる。
髪の毛をしまわないと、筋肉スーツに引っ張られてとても痛いです。
静電気も起きるので、抜けた髪の毛が筋肉スーツに張り付いてしまうことも。
ウィッグネットだけでは外れてしまいやすいので、タオルで頭全体を覆うと着やすいと思います。
腕から手を入れ、最後に頭を出す。
筋肉スーツを着るときは、腕から手を入れ、最後に頭を出すようにすると楽です。
筋肉スーツの脱ぎ方
筋肉スーツは、汗で体に張り付くので着るよりも脱ぐ方が難しいです。
- 腕から抜いて最後に頭を抜く
- ウィッグネットを付け、手ぬぐいなどを頭にかぶる。
- 体をひねりながら脱ぐ
上記を意識しながら脱ぐと脱ぎやすいと思います。
ポイント
脱ぎやすさ=体の柔らかさとも言えるので、体が硬い方はちょっと大変かもしれません。腕から脱ぎ、頭を最後に抜くようにすると脱ぐときの苦しさが軽減します。
苦しくて難しい場合の対処法
筋肉スーツは、窒息しそうな苦しさを感じるかもしれません。
どうしても首が苦しい場合は、首回りのシリコンをカットすることをおすすめします。
また、体が硬くて着脱が難しい場合は、ファスナータイプのシリコンスーツが脱ぎやすくておすすめです。
ファスナーにあらかじめひもを通しておくと、一人でも筋肉スーツが着られます。
筋肉スーツの保管
筋肉スーツを保管するときは、お風呂で汚れなどを洗い落とし、干して乾かしておくと奇麗に保てます。
注意ポイント
筋肉スーツの重量は5キロ前後。全身スーツでは10キロ前後。
通常のハンガーやフックだと折れる可能性があります。
筋肉スーツを干すなら、耐荷重が10キロある突っ張り棒がおすすめ。

少し部屋に干すのはシュールですが便利です。
干し終わったら最初に紹介した、大きいファイルケースに入れて保管すると場所を取りませんよ!
筋肉スーツは無理をしないことが大事!
シリコン製の筋肉スーツは、長時間着用していると体調が悪くなることがあります。
特に夏は避けた方が良いです。
もし不安な場合は、筋肉Tシャツや、ヒートテックなどで筋肉スーツを自作した方が快適に過ごせると思います。けして無理をしないようにしてください。

私はスタジオではシリコン筋肉スーツ、コスプレイベントではヒートテックの筋肉スーツと使い分けるようにしています。