
あなたはコスプレをするのに身長を気にしていませんか?

身長が低いのに、高身長キャラのコスプレをしてもいいのかな?
って悩んでいる方は多いと思います。
結論から言うとコスプレに身長は関係ありません。
体重と違い、身長は伸び縮みできるものじゃないからです。
異性キャラのコスプレだと、自分の身長とキャラの身長が近いことの方がまれ。
なので、身長を気にせずにコスプレをしましょう!

……で終わりたいところですが、やっぱり気になりますよね身長!
私自身149cmで男装レイヤーをやっているので多少は気にしています。
今回は低身長でも悪くないって話と、私も実践している身長の盛り方について紹介します。
この記事を書いている人

トアル(@toaru_costips)
- コスtips!管理人
- コスプレ歴15年以上
- 現役自作コスプレイヤー
この記事はこんな方におすすめ
- 身長が低くてもコスプレしていいのか不安な方
- 身長の盛り方を知りたい方
- コスプレで身長が高く見える工夫が知りたい方
現在のコスプレのトレンドは身長ではなくバランス。
現在(2024年)のコスプレのトレンドは、
バランスです。
コスプレにも流行があり、たしかに以前は「身長をキャラと同じにする」というトレンドの時期もありました。(10~15年前の話です)
現在は全体のバランスを重視するコスプレイヤーが多いので、身長よりも衣装と体のバランスを見るようにした方が良いと思います。写真だと身長は分かりにくいですし。

昔は竹馬のような15cm以上ある厚底ブーツが人気でした
低身長レイヤーのメリット
低身長コスプレイヤーはデメリットばかりではありません。
低身長レイヤーのメリットは
- かわいいキャラなら最強
- 身長差が出せる
- 小さければ盛れる
それぞれ解説していきますね。
小さくてかわいいのが強み
低身長コスプレイヤーの強みは、とにかく小さくてかわいいこと。
幼いキャラや、可愛らしい雰囲気のキャラなら最強です。
顔面じゃありませんよ。遠目から見ても可愛らしいのです。
身長差が出せる
女性コスプレイヤーに多い身長は158〜160cm台半ばほど。
身長が近いと併せをしやすいのはありますが、身長差は出しにくいです。
平均より身長が低いと簡単に身長差が出せるので、キャラによってはめちゃくちゃ重宝されます。
相手も身長を盛らずに身長差が出せますから。二次元キャラって身長差が大きいですよね。完全再現可能です!
小さければ盛れる
小さければ盛れます!
身長を削る事はできませんが、盛ることは可能だからです。

低身長レイヤーも悪くないと思いませんか?
低身長レイヤーが教える身長の盛り方10選
ここからは149cmの私が実践している身長の盛り方を紹介していきます。
盛り方1:シークレットシューズ
現在のコスプレの定番はシークレットシューズです。
シークレットシューズとは?
内側にインヒールが埋め込まれている靴のこと。自然に身長が高くなります。
見た目は高さのないブーツでも、インヒールがあるため10センチほど身長が盛れます。
シークレットシューズはコスプレ用だけではないので、ネットで好きなものを探してもOKです。
盛り方2:厚底ブーツ
パッと思いつくものの一つ、厚底ブーツ。
ヒールは10cm前後がおすすめ。
古のコスプレイヤーは15~20cmの厚底ブーツを履いていました。
私も履いていましたが、今写真を見返すと手足の長さがチグハグでアンバランスです。
高すぎる厚底ブーツは、キャラの身長に近くはなりますが危険なので避けた方が良いです。

私も階段から落ちて捻挫しています……

盛り方3:厚底インソール
シークレットブーツと並んで多いのが、厚底インソール。
靴の中に入れると身長が数センチ高くなります。靴底の高さは変わらないので自然にスタイルアップ可能です。

盛り方4:踏み台
踏み台はコスプレイヤーにとてもおすすめ。低身長じゃなくても使える万能アイテムです。
踏み台に乗り、足元を映さないようにすると簡単に身長差を埋められます。2m近い身長のキャラにもおすすめ。
足元を写したい場合は、後から加工アプリで足を延ばすことも可能です。
踏み台を購入するときに大事なのが
- 耐荷重
- 折りたためるかどうか
自分の体重より耐荷重に余裕があるものを選びましょう。また、折りたためないと持ち運びが難しいです。
難しいポーズの撮影や、簡単なテーブル・椅子替わりにもなるのでおすすめ。

盛り方5:階段などの段差
階段や縁石などの段差では、身長を調整して撮影できます。
高くしたい場合には上段に。逆に、低く見せたい場合は下段に立つだけなのでおすすめ。

階段を通る人の邪魔にならないように撮影しましょう
盛り方6:座って撮影をする
座って撮影をすると身長が気になりません。
座り撮影でのおすすめはこの2つ。
- 立つ人と座る人に分かれて撮影
- 二人とも座って撮影
高く見せたい人が立ち、低く見せたい人が座ると身長が気になりません。
また、座高が高めなら二人とも座ってOKです。
ココがポイント
足の長さはどうしても違うので、足先を写さないようにするのがポイント。

意外と盲点な座り撮影おすすめです。
盛り方7:靴を二つ履く
ハイヒール+大きめのビジネスシューズ+丈の長めのズボンでできます。
- まずハイヒールを履く。
- その上から大きめのビジネスシューズを履く。
- 丈の長めのズボンで足を隠す。
この方法は、いわば究極の手段。靴底は低くても身長を盛ることができます。

ただ、歩きづらいので撮影時以外は脱いだ方が楽です
盛り方8:衣装の手直しをする
衣装の裾上げして、身長が高く見えるバランスにしてみましょう!
自作コスプレイヤーは結構気にしている部分なんですが、衣装の丈を数ミリ~数センチ変えるだけで足が長く見えます。
自分の体に合わせるのは面倒な作業ですが、やるのとやらないのとでは大違いなのでやってみてください!
盛り方9:広角レンズ+ローアングルで撮る
広角レンズを使い、下からあおって撮影をすると身長が高く見えます。
広角レンズが効果的ですが、それ以外のレンズでもローアングルはおすすめです。
盛り方10:厚底草履で盛る
足全体が見えてしまう草履の場合は、コスプレ用の厚底草履がおすすめ。
クラッセの厚底草履は、カラバリ豊富で約10.5センチアップできます。
撮影するのは正面が多くなるため、正面が低く設計されていて自然です。
ヒールの高さが絶妙なので、多方向から見たときでも違和感を最小限に抑えられます。
低身長は武器。卑屈にならなくてOK
ここまでをまとめると
- 現在のトレンドは身長ではなく「バランス」
- かわいいキャラなら最強
- 身長差が出せる
- 小さければ盛れる
- 身長の盛り方はたくさんある
身長が低くても、低いからこその良さがあります。
身長が低いことがコンプレックスだとしても、活かし方次第で強みになるので卑屈になることはありません。
身長が高い方は高いなりに逆のコンプレックスを抱えていますしね。お互い、ないものねだりです。
個人的には、今の時代になって良かったなぁって思います(笑)
ブーツの持ち運び方は、こちらの記事も参考にしてみてください。